当初は、夏頃に次世代グラボが発売予定だったので、それから記事を書く予定でした。ですが大幅に延期されそうな気配なので、発売されたら再度レビューしていきたいと思います。
使っているモニターによって、最適なグラボは大きく変わってきますよね。
しかもグラボの種類がとにかく多いです。なので、「結局どれがいいのよ?」って方向けに、モニターの解像度別で紹介していきます。
FHD 1920×1080(16:9)
ゲーム用途にフルHDが定着してから、もうかなり経ちますが、コスパ的にまだまだ中心的な解像度です。FF14においてもフルHDであれば、どんな場面でも特に困ることはないでしょう。
ベンチマーク結果/平均フレームレート
Amazon | メモリ | 標準品質 | 高品質 | 最高品質 |
RTX 2060 | 6GB | 19886 / 171 fps | 16532 / 123 fps | 16180 / 116 fps |
GTX 1660 Ti |
6GB |
19242 / 162 fps | 15836 / 113 fps | 15171 / 105 fps |
GTX 1660 Super | 6GB | 19297 / 162 fps | 15803 / 113 fps | 15057/ 104 fps |
GTX 1660 | 6GB |
17955 / 143 fps | 14766 / 101 fps | 13727 / 93 fps |
GTX 1650 Super |
4GB | 17849 / 139 fps | 14205 / 97 fps | 12956 / 87 fps |
GTX 1650 | 4GB | 16305 / 116 fps | 10603 / 71 fps | 9306 / 62 fps |
最高品質において、平均フレームレートが60以上を満たしていて、メモリが6GBの「GTX1660」以上がオススメです。
マルチモニタで配信しながら録画もしている。といった環境であれば、「GTX1660 Super」あたりも選択肢に入ってくると思います。
逆にFF14しかしないのであれば、「GTX 1650」も十分候補にあがります。「RTX2060」はフルHDで使うとオーバースペック気味で、ちょっとコスパは低いですね。
UWFHD 2560×1080(21:9)
ウルトラワイドは、レイドでその威力を発揮します。外周から飛び出してくるギミックなどは、はじめから視界に入っているのと、そうでないのでは反応に雲泥の差があり、感動すら覚えるはずです。
オススメは「RTX 1660 Super」です。
WQHD 2560×1440(16:9)
結構前から公式配布の壁紙など、デフォルトで2560×1440が用意されるようになっていて、すでに高級モニタというポジションではなくなっていますね。
使用感はPC作業などで大きく変わりますが、FF14ではそこまで大きな違いは感じません。
Amazon | メモリ | 標準品質 | 高品質 | 最高品質 |
RTX 2070 | 8GB | 18506 / 151 fps | 15290 / 106 fps | 14398 / 97 fps |
RTX 2060 Super | 8GB | 18185 / 146 fps | 15001 / 103 fps | 13748 / 92 fps |
RTX 2060 | 6GB | 17712 / 137 fps | 13811 / 93 fps | 12445 / 83 fps |
GTX 1660 Super | 6GB | 17021 / 127 fps | 12155 / 81 fps | 10447 / 70 fps |
GTX 1660 | 6GB | 16235 / 114 fps | 10102 / 68 fps | 8872 / 59 fps |
最高品質で、平均フレームレートが60以上である「GTX1660 Super」のコスパは高いです。最新のPCゲームをするかどうかで、メモリ6GBの判断が分かれますね。するのであれば8GBの「RTX 2060 Super」をオススメします。
UWQHD 3440×1440(21:9)
こちらもウルトラワイド。FF14のレイド勢にとっては、ある意味4Kより魅力があるかもしれません。
Amazon | メモリ | 標準品質 | 高品質 | 最高品質 |
RTX 2070 Super | 8GB | |||
RTX 2070 | 8GB | 17859 / 138 fps | 12344 / 90 fps | 10708 / 78 fps |
RTX 2060 Super | 8GB |
ここはデータの都合上1つのみの掲載ですが、「RTX 2070」の数字から、「RTX 2070 Super」、「RTX 2060 Super」も選択肢に入ると思います。
4K 3840×2160(16:9)
「RTX 2080 Ti」の登場で、ようやくグラボ1枚で快適に4K環境を楽しめるようになりました。
今後、価格が下がってくれば4K時代も遠くないでしょう。
Amazon | メモリ | 標準品質 | 高品質 | 最高品質 |
RTX 2080 Ti | 11GB | 16996 / 128 fps | 13086 / 88 fps | 11574 / 77 fps |
RTX 2080 Super | 8GB | 16479 / 118 fps | 10944 / 73 fps | 9546 / 64 fps |
RTX 2080 | 8GB | 16252 / 115 fps | 10533 / 70 fps | 9261 / 62 fps |
RTX 2070 Super | 8GB | 16058 / 112 fps | 9687 / 65 fps | 8358 / 56 fps |
ギリギリ快適にプレイできるのが「RTX 2080 Super」ですが、他の作業を同時にした場合は、fpsが低下しそうです。
「RTX 2080」は在庫のせいか「Super」と価格が逆転していてるものも多く、存在価値が無くなりつつあります。安価で売っていれば。
「RTX 2080 Ti」の評価は価格がすべてでしょうね。4Kでヌルヌル動かせるのが目的であれば、安いかもしれませんし、可能なら4Kでやりたいって層には高すぎかもしれません。
まとめ
FHDのオススメ 「RTX 1660 Super」
UWFDHのオススメ 「RTX 1660 Super」
WQHDのオススメ 「RTX 2060 Super」
UWQHDのオススメ 「RTX 2070 Super」画質にこだわらないなら「RTX 2070」もあり。
4Kのオススメ 「RTX 2080Ti」画質にこだわらないなら「RTX 2080 Super」もあり。
冒頭にも触れたとおり、夏以降に3000系の発売が控えています。何となく買い替えようと考えているなら、待つ選択も大いにアリです。
ですが今すぐやりたいゲームがあるなら、買ってしまうのもイイかと思います。